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お茶の豆知識
日本茶の歴史 気になる日本茶の成分 お茶の種類
日本茶の歴史
一般に、日本にお茶を広めたのは臨済宗の開祖・栄西とされています。
中国留学から帰国するとき(1191年)茶の種を持ち帰り、全国に広めるとともに、
お茶の薬効を説いた『喫茶養生記』を書いた事により、日本の茶の祖と崇められています。
実際には、栄西の時代の四百年も前に、お茶は中国から伝わっていました。
しかし、そのころのお茶は煎じ薬のような物で、ほんの一部の人にしか知られていませんでした。
栄西が伝えたお茶は抹茶式の飲み方で、その後、千利休が茶道を確立することにより日本文化として定着しましたが、まだまだ貴族や権力者達のもので、庶民にお茶が広まったのは江戸時代になってからです。
緑茶の誕生
江戸時代初期の庶民のお茶は、赤黒い色をした、あまり美味しくないものでした。
それが現在のように茶葉を蒸して発酵を止め、揉んで煎茶に仕上げる方法が開発されたのは1738年、八代将軍吉宗の時代のことです。宇治の茶業者、永谷宗円が工夫を重ねて考え出したこのお茶は、またたく間に広まり、日本茶と言えば”緑茶”になりました。
「やぶきた種」の発見
もう一人、現在の日本茶を作り上げて功労者として忘れてはならない人が幕末の
静岡に生まれました。
杉山彦三郎です。
彦三郎は良質なお茶の品種を求め自ら茶畑を試験場として各地の茶樹を育て、研究しました。
そしてついに、1本の優れた品種を発見しました。
その品種は自宅の北側にある竹薮の中で見つかったため、『やぶきた』と名付けられました。
静岡で発見された『やぶきた種』は、その品質の良さから農林省の推奨品種に指定
され全国の茶産地に普及していきました。
今日では、日本中のお茶の品種の8割以上が『やぶきた種』です。
緑茶はビタミンCが豊富
緑茶は各種のビタミンが含まれていますが特にビタミンCが最も多く、その量は他の野菜・果物をはるかにしのいでいます。緑茶を飲んでビタミンCを手軽に摂取しましょう。
1日数杯で成人のビタミンCの摂取量の2~3割はまかなうことができますので、大いにお茶を楽しんでいただきたいものです。
苦味のサポニン・うまみのアミノ酸
お茶に含まれるサポニンはそのわずかな苦味で、さっぱりとして微妙な風味を作り出しています。
その成分は解毒作用、抗菌作用をもちタンニンの活動をバックアップしているのです。
またお茶のおいしさはアミノ酸の含有量によって決まります。特にテアニンという成分がおいしさのポイントとなりますが、その量は、玉露、高級煎茶、番茶の順となり、価格も
正比例しているというわけですね。
ノンカロリーで豊富なミネラル
さらにお茶はノンカロリーで、現代人に不足しがちなミネラル(カリウム・ナトリウム・カルシウム・マンガン・銅・亜鉛・フッ素・セレン・ニッケル・モリブデン)も豊富に含んでいます。
汗でミネラルが失われやすい夏には、まさにぴったりの飲み物と言えるでしょう。
茶畑の製造工程
お茶ができるまでの製造工程をわかりやすくイラストにしてみました。
画像をクリックすると拡大できます。
茶はツバキ科の植物
茶はツバキやサザンカなどと同じツバキ科の植物です。
葉を摘んでもまた新たに新芽が伸びてくるので年2~4回の収穫が可能です。
♪夏も近づく八十八夜~♪で知られているように立春からかぞえて88日目である
八十八夜の頃に摘まれる一番茶からはじまり、およそ1ヶ月毎に二番茶、三番茶と
収穫できます。
このように生命力が強い木は他に例をみません。
すべては一つの木から!?
みなさんおなじみの緑茶・紅茶・烏龍茶。実は同じ茶の木から作られていたなんて
ご存知でしたか?
ではその違いがどこで生まれるのかご説明しましょう。
それは、『茶の葉が持つ酸化酵素の活性を製造加工工程のどの段階でとめるか』
で生まれます。
例えば、茶の葉を蒸す、炒る、煮るなどの方法で酸化酵素の働きを止めて加工した
ものが緑茶。
酸化酵素をある程度活用し発酵を進めてから加工したものが烏龍茶。
そして、酸化酵素の働きを最大限に活用し、ほぼ完全に発酵させてから加工した
ものが紅茶なのです。
日本茶の種類
緑茶のいろいろさらに、緑茶と一口にいってもこれまたいろいろな種類があります。
もっとも一般的な煎茶をはじめ、玉露、番茶、玄米茶、ほうじ茶、抹茶など・・・。
これらは茶の栽培管理の方法、加工の方法、混合物の有無などによって変ってきます。
煎茶
日本茶のうち、80%以上を占めるといわれ、日本人に親しまれている煎茶。
摘み取ったお茶の新芽を蒸し、丹念に揉み、乾燥させて仕上げます。
一般的に、カテキンやビタミンが豊富に含まれているといわれています。
番茶
硬くなった新芽や茎などを主な原料とした茶です。地域によって製法は様々なようで、関西での代表的なものに
強火で炒った香りのよい京番茶があります。
これに対し、関東で一般的な番茶は煎茶と同じ煎茶で作らており、色も京番茶の褐色に対しこちらは深緑色を
しています。
また、昨今はポリサッカロイドを多く含んでいることから水出しされる事も多くなりました。
玉露
高級茶の代表であり、玉露といえば宇治が有名ですが、新芽の延びる時期に"こも"等で日覆いをして作った
お茶です。
カフェインやアミノ酸が豊富で、まろやかで甘みのある味わいが特徴です。
ほうじ茶
番茶や煎茶を強火で炒り、香ばしい香りを出したもので、食後の茶に好まれます。
またほうじ茶はカフェインが少ない為、お子様やお年寄にもおすすめできます。
玄米茶
番茶や煎茶に高圧で炒った米などを混ぜたもので、香ばしい玄米の香りがぴったりあった風味ゆたかなお茶です。
昨今は玄米茶に抹茶を加えたものが主流になっております。

抹茶
玉露同様、日光を避けて育て、蒸した後葉脈を取り除き乾燥させたもの(碾茶)を石臼でひき、粉にしたものです。